陶器修理・・・「焼き継~」
前回の「おごそか」な仕入の中に、明らかに「残念賞
」・・・の陶器が入っておりました。全ては完璧ではないのでございます
。

焼きが甘い「花唐草」のなます皿。丁寧にあつかえば強度に問題はないのですが・・・、こうなると「残念賞価格」。誰かこの大きな一筋・・・金継ぎお願い致します
。

こちらもやはり・・・欠け、窯キズ、よ~く見ないと分からないヒビ・・・あり。
この所、金継ぎをされる方が案外いらしゃるようで、古伊万里の金継ぎ・・・、どうでしょう?
時々出て来る「これでもか‼」と、言わんばかりの修理跡を堂々と見せつけてくれるお品がある。
蓋付菓子鉢「喰呂」。

こちら、「焼き継」で修理してあるんだけど・・・結構・・・凄い
。いままでの中で三本の指に入るかも(笑)
これだけの修理には「物を大事にする」と言う気持ちだけだはなく「陶器」が貴重な物だったこともあるんだと思われます。案外多いんだよ、「焼き継」。庶民が陶器を使うようになったのは江戸後期頃からで当時としては大切に扱う物だったようで「焼き継屋」なる商売もあったとか。落として割れたら「直す」当たり前の時代だったのにね・・・。

焼きの甘さもあったのかも知れないけどね・・・どんだけ大事にされていたのか・・・どんだけ貴重だったのか?伝わるでしょうか?
陶器の修理にはいくつかあって・・・
焼き継・・・白玉と言われた鉛ガラスを使い低温で焼き直すことでガラスを接着剤代わりに修理したやり方。
カスガイ継・・・を陶器に穴を開け金属のカスガイで止めるやり方。もとは中国でやられていた修理方法(馬の背にバッタが乗っているように見えることらら馬蝗絆とも言う)
呼び継・・・破損した部分を同じような陶器で修理。
金継ぎ・・・漆を接着剤とし漆の部分に金を施す。(銀どやることもあるけど銀は後々いぶし銀といわれるように、くすんで黒ずんできます)

上・・・、馬蝗絆、カスガイで止めてあります。
下・・・、金継ぎ。あんまり上手?では・・・ないかも(ゴメン・・・)
今の時代、金継ぎは「趣味」みたいになってきている感有りけりではあるけれど、やっぱり良い物、思い入れの物・・・、修理して、そばに置いておきたいよね
。
今回は陶器の修理のほんの豆知識でございました
。



焼きが甘い「花唐草」のなます皿。丁寧にあつかえば強度に問題はないのですが・・・、こうなると「残念賞価格」。誰かこの大きな一筋・・・金継ぎお願い致します


こちらもやはり・・・欠け、窯キズ、よ~く見ないと分からないヒビ・・・あり。
この所、金継ぎをされる方が案外いらしゃるようで、古伊万里の金継ぎ・・・、どうでしょう?
時々出て来る「これでもか‼」と、言わんばかりの修理跡を堂々と見せつけてくれるお品がある。
蓋付菓子鉢「喰呂」。

こちら、「焼き継」で修理してあるんだけど・・・結構・・・凄い

これだけの修理には「物を大事にする」と言う気持ちだけだはなく「陶器」が貴重な物だったこともあるんだと思われます。案外多いんだよ、「焼き継」。庶民が陶器を使うようになったのは江戸後期頃からで当時としては大切に扱う物だったようで「焼き継屋」なる商売もあったとか。落として割れたら「直す」当たり前の時代だったのにね・・・。

焼きの甘さもあったのかも知れないけどね・・・どんだけ大事にされていたのか・・・どんだけ貴重だったのか?伝わるでしょうか?
陶器の修理にはいくつかあって・・・





上・・・、馬蝗絆、カスガイで止めてあります。
下・・・、金継ぎ。あんまり上手?では・・・ないかも(ゴメン・・・)
今の時代、金継ぎは「趣味」みたいになってきている感有りけりではあるけれど、やっぱり良い物、思い入れの物・・・、修理して、そばに置いておきたいよね

今回は陶器の修理のほんの豆知識でございました
