帳場箪笥の塗り直し
昨日降った夕立の・・・・

雨粒が大きくて、数えられるのではないか?と眺めてしまいました(笑)。数えないけど。 おかげで今朝の寒い事ったらないわ。靴下はいてストール巻いて・・・、やはり秋へ一歩近づいたのか町中の空気は秋の移ろいを感じさせております。
思い入れのある家具だから・・・と、塗り直しのご注文、出来上がりです。

何年も大切にきっと大事な物をしまっておいたのだろうと推測の帳場ダンス。 こちら背板に「一大事」の時には背負って逃げられるように細工がされており・・・ 「さすが」と感心
古い和家具、使い込まれた家具は引き戸の部分の溝がすり減り戸が当たってしまいます。溝を埋め直して掘り直さないと「擦れ」はどうしても起きてしまうのです。が・・・・・ 今回はそこん所、修理無しで。


←before
after→ 擦り漆、3回かけてあります。
和家具の金具、ゴージャスな物は座金が大きく作られている物があるけれど、あれはつまりこう言う事で・・・、手掛けの部分、一番触る訳で 座金があれば漆が剥がれる事は抑えられる訳なのです。
昔の物は「打ち直し」、「塗り直し」、「仕立てなおし」、「削り直し」・・・使い捨てではない、使えなくなるまで そんな時代・・・だった・・・と、過去形でしょうか?

キズもそのままに、金具も外さずに・・・ 「いくらで出来ますか?」のご質問にはお答えできなくて、 現物を見ないと何とも言えないのでそこの所ご了承下さい。 
上がり框のリメイク。漆が塗り上がりました。 
漆、三回塗り。 
↑こっちは一度目の塗り
擦り漆の仕上がりは生地の木の種類によっても異なります。 今回天板は「栓の木」脚材は「ケヤキ」

塗り上がりは光沢がありますが漆は時間と共に馴染み落ち着いて行きます。
午後・・・ 
お見事な入道雲 過ぎ去ろうとしている「夏」・・・って感じでしょうか?









